読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

SH Diary.

かつて不登校だったひとが野球や遠出、日常とたまにちょっとまじめなことを書いてます。

野々村県議の会見書き起こしはト書きではだめだったのか?

西宮市選出の兵庫県議、野々村竜太郎氏の会見がいま全世界で話題となっている。

f:id:superexp221:20140704134806j:plain
なんか使える写真は無いかと思ったら西宮駅の写真が出てきたのでこれ使っとこ。

あらかじめ断っておくが、野々村県議の件に関して、会見的にも政治的にもやったことを擁護するつもりは、ない。
後述するが、そもそも会見の様子はほとんど観ていないに等しい。
ドア開けっぱなしの実家のリビングにあるテレビからものすごい嗚咽の声が漏れたのを聞いた、それだけ。
 
だけど、ぼくはこの流れはハッキリ言って異常過ぎると思う。
 

あまりにも、バカにしすぎ。

ここ数日のTwitterでは、野々村県議の会見での嗚咽を面白おかしくネタにしたものが出回りすぎている。
文章によるものからいわゆるコラ画像まで千差万別、そしてもれなく4桁~5桁のリツイート数をたたき出している。
 
しかしぼくにはこの面白さが全然わからないし、むしろ不快にすら思う。
 
「お前会見観てないからだろ」と言う声があるかもしれないが、たぶん会見観ても気持ちは変わらないだろう。
なんかこう、悪意を持った面白がり方としか思えない。
以前、知人(一般人)の顔写真がはてなダイアリーに悪意のあるコラ画像として何枚も掲載されたことを思い出した。
今回の野々村県議のコラ画像は、その知人がいじめの標的にされたコラ画像のそれと同じ匂いを感じている。
 
で、とりあえず会見の要旨を確認すべく、たまたまTwitterで上がっていたニュースサイトの会見書き起こしを読んだ。
ちなみにそのツイートのキャプションには「笑わずに読める人いるの?」と言う感じのものだった。
 
読んだ。
 
ぼくは、笑わなかった。たぶん、笑わずに・・・というのは、例の嗚咽の場面まで書き起こしてるところだろう。

そういう問題ッヒョオッホーーー!! 解決ジダイガダメニ! 俺ハネェ! ブフッフンハアァア!! 誰がね゛え! 誰が誰に投票ジデモ゛オンナジヤ、オンナジヤ思っでえ!

ウーハッフッハーン!! ッウーン! ずっと投票してきたんですわ! せやけど! 変わらへんからーそれやったらワダヂが! 立候補して! 文字通り! アハハーンッ! 命がけでイェーヒッフア゛ーー!!! ……ッウ、ック。サトウ記者! あなたには分からないでしょうけどね! 平々凡々とした、川西(市役所)を退職して、本当に、「誰が投票しても一緒や、誰が投票しても」。じゃあ俺がああ!! 立候補して!!

この世の中を! ウグッブーン!! ゴノ、ゴノ世のブッヒィフエエエーーーーンン!! ヒィェーーッフウンン!! ウゥ……ウゥ……。ア゛ーーーーーア゛ッア゛ーー!!!! ゴノ! 世の! 中ガッハッハアン!! ア゛ーー世の中を! ゥ変エダイ! その一心でええ!! ィヒーフーッハゥ。一生懸命訴えて、西宮市に、縁もゆかりもない西宮ッヘエ市民の皆さまに、選出されて! やっと! 議員に!! なったんですううー!!!

率直に、この部分を読んで思ったことを下記に記しておく。

・おもしろくない。
・ていうか読みにくい。
・嗚咽の部分をカタカナ擬音で残す意味って何?
・(野々村氏、取り乱す)みたいにト書きだけでええやんけ。

(※ト書き=芝居の脚本にセリフではない、役者の演技や音響などの効果を書き記したもの)

で結局、ぼくの読解不足もあって、会見内容はいまいち頭に入ってこなかった。
 
正直これ、バカにしてるだけとしか思えなかった。
 

みんな、揚げ足を取っておもしろがってるだけ。

そもそも、今回の一番の問題は「政務活動費の使い道」という点である。
そりゃまあ確かに自分の問題をいい大人がむせび泣きながら釈明した点についても問題かもしれない。
しかしそれをおもしろがることはなにひとつとしてないはずだし、そのせいで本題が微妙に消えかかっている。
 
そしてこの嗚咽会見を助長させておもしろくさせ、本質からずらしているのは他ならぬマスコミである。
上に引用した書き起こしも、こんなカタカナの謎の文字列並べてなかったら、こんな話題になってなかっただろう。
 
もうそろそろ、「変わったことで目立った人を散々面白がっている」構図にあることに、みんな気が付くべきだ。
というか、この構図は一種のいじめの構図である。野々村県議を責める点は、そこじゃない。
「批判」はされるべきだろうが、「おもしろがる」のは批判とは全くの別物であることを、肝に銘じなきゃいけない。
 
揚げ足を取っておもしろがってる、といえば、このツイート。

これこそ、本当にどうでもよすぎる批判である。
これが認められるなら、この人がやらかしたどんなに些細な失敗でも責められることになる。
いくら悪いことをしでかしたとはいえ、その晒しあげはいくらなんでもやりすぎではないだろうか?
しかも後者は、下手すると野々村県議本人ではない可能性もあるしね。あまりにも危険すぎる。
 

【2014/7/13 21:04追記】会見みました。

あまりにも会見観てないと何の説得力もないというコメントが相次いで、ずっと観てない奴と思われてもあれなので。
 
やっぱり、あの映像観ても笑えなかった。
映像観てからと言うもの、すっかりニュースでこの話題に触れたらチャンネル変えるようになってしまうほどに。
うーん、あれを笑いのネタにするなんて、自分にはできないわ。

広告を非表示にする