SH Diary.

旅行記、ときどき野球。

2014夏福岡・北九州市民球場の前後の記録 前編

今回の福岡行きはかなり急に決まったので、宿や交通手段の手配どころか、まずどういう行程を組むかで迷った。
北九州市民球場の日当日移動にするか、と考えたが、これだと試合開始に間に合うか間に合わないか、の瀬戸際。
じゃあもう前泊するしかないな、それなら博多まで行っちゃって翌日小倉に戻った方がいいか・・・。
で、試合の次の日は門司あたり観光して帰ろう。よし、そうしよう。
 
という訳で、交通手段もおのずとこれになってくる。

18きっぷで丸1日かけて。この1年半で実に3度目。
毎度往復終わると「もう二度とやんねえ」と思うのだが、どうしてかまたやりたくなるのが不思議。
 
家を6時に出て、京都駅で少し食料などを買い込み、姫路・相生・岡山と順調に乗り継いでいく。
車内では基本的に寝てばっかり。おかげで岡山の時点ですでに全身が痛い。そして岡山から先でも見事に爆睡。

瀬戸内海が見える頃、ハッと目覚めたら次の乗り換えの糸崎が目の前。
少し伸びをして、頭の中で行程を確認しつつ荷物をまとめてると、いつの間にか隣席にいた女性に声かけられる。
 
「すいません、わたしこういうことをしている者でして」と見せられた紙は、明らかにヘンな宗教の説明会の案内。
 
「あ、ぼく、こっちの人間じゃないので」
「いや大丈夫です、説明会は45都道府県で開催してるんですよー」
「でもいまものすごく忙しいんですよ全国飛び回ってて、この日にここにいるとか言うのはほんとわかんないんで」
 
大汗かきながら断ったらそこは糸崎の駅だった。慌てて乗り換えて席確保したらその人も同じ車両へ。
まあわざとこっちが思いっきり離れた席に座ったので、知らん間にその女性の姿はなかった。

広島を越え、岩国と新山口で乗り換え、山口県の長さにいよいよ辟易したところで下関に到着。
関門トンネルをあっさりと越えて九州に足を踏み入れ、小倉で乗り換えてさらに1時間強。

やーっと博多に着いた。京都を出たのが朝の7時過ぎ、そしていまは20時前。
着いたら駅員どころか、タクシーとバスの運転手もみんなソフトバンクの「鷹の祭典」の赤いユニフォーム着てた。
のっけからロッテファンにとっては完全アウェー状態である。野球帰りの客ももちろんいたし。
 
とりあえず博多駅近くのホテルにチェックインして、ロッテファン仲間の宴会に混ざることにする。
3度目の福岡にして初めての西鉄バスで天神へ向かい、宴会に行く前に食事。食べたのはもちろん、

「ひらお」の天ぷら定食。いやー、イカの塩辛も大根の煮つけも、なんでこんなうまいのこのお店。
券売機が故障してて札が使えず、小銭稼ぎに近くのファミマでミンティア買ったことも水に流そう。

この後ロッテファン仲間の宴会の二次会に合流。「ひらお」から指定された店まで、全く迷うことなくたどり着く。
自分の中の「福岡脳内地図」が割と完璧だったことに驚きながら、野球の話中心に3時間ほど。

気が付けば天神から博多駅まで戻るバスも電車も終わってた。と言うことで、遠征組のみなさんと

中洲の「暖暮」でラーメン食べて、てくてくホテルまで戻ったら夜中2時だった。
 

翌日

割と良く寝れた方だが、ホテルの室内が乾燥していて喉の渇きで何度も目が覚める。
枕元のお茶もすっかりなくなってしまい、しびれを切らして5時半ごろに自販機で水を買った。
 
で、次に気が付いたらチェックアウト時間の30分前。前回の福岡遠征でも全く同じことをやらかしている。

今朝はまず博多駅からバスで薬院駅まで向かい、そこから15分ほど歩いて「三日月屋」でクロワッサンを買う。
ついでに自宅にクロワッサンを発送して、店から近い薬院大通駅から地下鉄七隈線に乗った。

ちなみにはじめての七隈線

車両の近未来感にビビる。
 
天神南駅で降りて、「ひらお」もラーメンも食べたので今日の昼は博多うどんにしよう、と思い立った。
中洲川端にある「かろのうろん」と言う店が前から気になっていたので、そこにしよう!と検索したら。
 
「定休日:火曜日」
 
・・・嗚呼。
でも行く前に調べておいてよかった。ここは天神、ならば天神界隈の博多うどんの店へ、ということで、

「博多ごろうどん」と言う店へ。いつものごぼ天+丸天をダブルでのせて。
どうでもいいが、この店(というか、店がある商店街全体で)も店員が「鷹の祭典」ユニフォーム着てた。
さらに5分に1回 いざゆーけー無敵ーのー若鷹軍団~♪ がBGMとして流れるというお墨付き。
 
まあそんな中でぼくはロッテのサブローのTシャツ着てうどん食べてたんだけどなっ!でもうまかったので許す。

個人的天神の象徴・天神コアを眺め、地下鉄で博多駅に戻って、今回の福岡市内滞在はこれで終了。
あー全然時間足りなかった。もっともっとこの街にいたいよー。でも北九州市民球場がぼくを待っている。
ホームには既に北九州へ向かうであろう、「鷹の祭典」ユニフォーム着たソフトバンクファンがいた。

博多から小倉までは普通に切符を買ったので、時間のかかる快速ではなく特急を利用してみることにした。

大分行きの「ソニック」号。ものすごい特徴的な座席である。


ちなみにこの写真に写ってるバス、ロッテの選手バスだったりする。

40分で小倉に着いて、昨日の記事に繋がっていく訳です。試合が終わってからの顛末は、また明日。