SH Diary.

かつて不登校だったひとが野球や遠出、日常とたまにちょっとまじめなことを書いてます。

それでもぼくがゆるキャライベントのスタッフに魅力を感じる2つの理由

昨日は久しぶりに始発電車に揺られて岐阜へ。

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あきらかに日の出前の京都より寒かったぞ、岐阜。

昨年に引き続き、柳ケ瀬商店街の年末恒例ゆるキャラ大集合イベント「ゆるクリ」のスタッフをしてきた。

今年はゆるキャラグランプリ2014優勝のぐんまちゃん、茨城のねば~る君、鹿児島のイーサキングをはじめ60体のゆるキャラが全国から来てくれた。あと、妖怪ウォッチからはあのジバニャンも登場。握手会のときは相当な混雑を覚悟したが、事前に整理券を配布したためか昨年のふなっしー以上の混乱は起こらず、ほっと胸をなでおろした。

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最後には、かつて柳ケ瀬商店街で活躍した伝説のゆるキャラやななを讃える「サンキューやなな」の合唱で大団円を迎えた。舞台袖でなんかジーンときちゃったなあ、ありゃ。

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撤収作業も終わった後、長崎の佐世保から来てくれた「さなせなぼな」のせなとぼながこんなメッセージを届けてくれたときは、あーおれ早起きして京都から2時間半電車に揺られて、ここまでスタッフやっててほんとに良かったー、と心の中で泣いた。めちゃくちゃうれしかった。

ところで、ぼくはなぜいつもゆるキャライベントのスタッフをするのか。

別に追っかけをするほど好きなゆるキャラはいない。だけどゆるキャライベントのスタッフって毎回すごく楽しいし、すっかり病みつきになっている自分がいる。

出番が近いのに出てもらうキャラさんがいない。混雑の中キャラさんを探して右往左往し、慌てて呼び寄せる。舞台袖でキャラさんの出る順番を決める。すぐ横がスピーカーなので、大声出さないとキャラさんに伝わらない。ステージの時間が長引く。早くからスタンバイするアテンドさん*1とキャラさんに、事情を説明してお詫びする。

書き出すとしんどいことばかりに見えるが、心の底からこの仕事が本当に楽しい。舞台袖でスタンバイするアテンドさんとキャラさんに、「今出ているこのキャラの次にお願いします」とか段取りを説明している瞬間がとくに楽しい。

・・・なんでだろう?

岐阜からの帰りの車中、寝たら絶対に大阪まで寝過ごす*2、と必死に目を開けながらぼんやり考えていた。もちろんお客さんに楽しんでもらいたい、ということを前提として、最終的に以下の2点に着地した。
 

1. 純粋にゆるキャラとのふれあいが楽しいから。

ゆるキャライベントにスタッフとして参加するにあたって、2つ心がけていることがある。

ひとつは、イベント開始前や舞台に上がる直前に「よろしくね!」という気持ちをこめて挨拶したりハイタッチすること。もうひとつは、イベント終了後に出会ったキャラさんに、「お疲れ様!」「1日ありがとう!」という気持ちをこめて挨拶したりハイタッチすること。

正直、前者は開始前のバタバタとかで、まったく余裕のない指示を出してしまうだけで忘れてしまうことが多い。なので、できるだけ後者に関しては心がけるようにしている。片付けなどで移動中でも、お客さんの対応をしていない限りはひと声かけて「今日はありがとうね!」と抱き合ったりすることが多い。

いざスタッフでお手伝いすると、キャラさんもスタッフもみんな「ひとつのイベントを作り上げる仲間」になる。その達成感、あと大きな事故なくやり遂げられたほっとした気分が、イベント終了後のキャラさんとの触れ合いに込められている。

これ、一度経験すると、また同じようにこの気分を味わいたい、分かち合いたい、と思うようになる。

そうした中で顔なじみのキャラさんとかもいて、「今日もよろしくね!」という挨拶になったり、別のイベントで客として遭遇しても「久しぶりー!」なんて再会を喜び合える。そんな瞬間がほんとうに楽しいし、遠方から来てくれたキャラと再会したときは飛び上がるほど嬉しい。
 

2. ゆるキャラ同士の絆を垣間見えることができるから。

はじめてゆるキャライベントのスタッフをさせてもらったのは、2013年の3月の末、さっきもちらっと出した「やなな」の引退イベントだった。

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やななお見送りの1時間半前から待機していた岐南町の「ねぎっちょ」と瀬戸市の「せとくん」「こまちゃん」。

イベントの最後、いよいよやななが柳ケ瀬を後にするというお見送りのとき、道の左側にはお客様が、右側にはこれまでやななと深いかかわりのあったキャラさんたちが整列して花道を作っていた。そしてやななはその花道の真ん中でひとりひとり別れを惜しみながらキャラさんと抱擁したり、最後の挨拶をしていた。

これだけでも感動的なシーンなのだが、やななとの別れを終えた後に、隣り合っているキャラさん同士も抱き合っていた。その抱擁はまさしく、やななとの別れを悲しむ気持ちを分かち合うためのもの。今でこそ平気で喋るゆるキャラも多いが、当時はそんなキャラがほとんどいなかった。そんな「無言の抱擁」に、ぼくは胸が熱くなった。

今思えば、あの2日間たくさんのキャラさんが岐阜に駆けつけ、ステージでは思い出の品をやななに渡したり、キャラだけでなくアテンドさんもひとりひとりやななへの思いを語っていた。そのときハッと、ゆるキャラ同士ってこんなにも深い絆で結ばれてるんや、と気が付いた。

今回の「ゆるクリ」にしても、随所随所でキャラさん同士が写真を撮っていたり、ステージ中に次々と乱入するキャラさんもいた。久しぶりの再会にテンションが上がるキャラさんもいた。キャラ同士のやり取りを見ていると本当に和む。
 

そして最後に、なぜ京都から岐阜へ駆けつけてスタッフするのか。

ゆるキャライベントならば別に京都でも機会があればスタッフができる。なのになぜ岐阜まで行くのか。

これはやっぱり「岐阜の仲間たちとイベントを創りあげる」というのが大きい。約1年半、事あるごとに様々なイベントのお手伝いをした。その中には一度限りの人から毎回顔を合わせる人までいて、ああ今日は○○さんいるんや、と心強く感じることもある。そんな人たちとイベントを創りあげる喜びを感じに毎回行っているんやな、と思った。

ありがたいことに京都に移った今でも岐阜からイベントスタッフのお誘いがあるくらいだ。どうしても難しい場合はお断りせざるを得ないが、これからもなるべく駆けつける所存でいる。

いつも貴重な経験ばかりさせてもらえる岐阜の皆さんには本当に感謝、感謝です。

*1:キャラを誘導したりアピールする人。この人がいないと動けないキャラもいる重要な役目

*2:結局寝過ごさず京都で降りたけど、姫路行きとか播州赤穂行きとかじゃなくてよかった

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