SH Diary.

旅行記、ときどき野球。

2015観戦記#7 8/15vsオリックス

10日前の観戦記を今頃アップするというこのずぼらさ。

例年8月末~秋口にかけて設定される千葉ロッテマリーンズの関西最終シリーズは、何を血迷ったか今年はお盆休みに設定された。本当は14日の神戸に行きたかったのだが都合がつかず、結局参戦したのは15日のみ。

しかも「オリ達デー」とやらで、最近オリ姫でどんどんファンサービスを打ち出しているオリックスのこの日のユニフォームは紺色にピンクのオリ姫仕様ユニフォーム。この日は男性客にこれと同じデザインのユニフォーム無料配布と言うことで僕も一着頂いた。

仮面ライダードライブとのコラボでスタメン画像がこんなことに。

アジャこと井上晴哉が9番ファーストでスタメン。

オリックス先発・西勇輝はどういうわけかロッテ戦にめっぽう強く、この日勝つとしたらとりあえず球数を投げさせてスタミナを消耗させ、不安のある中継ぎ陣を引っ張り出す作戦が有益じゃないですかねー、とか言っていた。それだけに我がロッテ先発・唐川侑己の出来が重要なところ。

あ、気が付けば「ユウキ」同士の先発対決である。
 

試合は2回で決まった

危なげなく初回を斬った西勇輝に対し、唐川侑己の立ち上がりは相手の走塁ミスとダブルプレーに助けられた三者凡退。

2回表、デスパイネ死球を食らい、角中がラッキーな内野安打で苦手の西からノーアウト1・2塁のチャンスを作る。が、クルーズがあっさり内野フライを打ち上げ、続く鈴木大地は止めたバットにボールが当たり超不運なダブルプレー。ちなみにこの大地の打席で、僕らがJ SPORTSの試合中継にでかでかとすっぱ抜かれたらしい。

そして、この大地の恐ろしく不運なダブルプレーが、今日の試合のツキを手放す結果となってしまった。

その裏、あっさりと唐川が大炎上。2,3塁から安達が走者一掃のタイムリー、さらにランナーを貯めて再び2,3塁となって新人・小田に再び走者一掃のタイムリー。これで4点差、唐川はこのイニングで見切りを付けられた。

しかもやられた後の3回表はあっさり三者連続三振。相変わらずやたらとロッテに強い西の前に、4点差がドーンと重くのしかかる。
 

何故西はロッテにやたらと強いのか

2番手、もはや敗戦処理の枠に収まった藤岡は3回1失点。3番手、カルロス・ロサが2イニング無失点。珍しく回跨ぎするので大丈夫かなーと思っていたら好投したので驚く。4番手阿部ちゃん、糸井嘉男にレフトポール際に久々のホームランを打たれ1失点。


よく見たら右上の方に「翔破」(ロッテの今年のスローガン)掲げてるファンおるやんけ・・・。

その後もチャンスを作られ、ぎっしり埋まったライトスタンドに色とりどりのタオルが掲げられるも、ここは駿太を見逃し三振に仕留めて追加点は許さず。

一方で打つ方は相変わらず早打ちで凡打の山。一緒に観ていた応援仲間が「これ95球とかで完封されちゃうんじゃない?」と言っていたが、西はまさにその通りの球数で9回シャットアウト。

同じユウキでも、どうしてここまで差が付いたか・・・。「完敗」以外の表現が見当たらない負け。

今季ロッテ戦防御率0.86*1と言う抜群の相性の良さをまたも発揮した西。こういうピッチャーと例えばクライマックスシリーズの絶対に負けられない試合で当たったとき、果たしてどうするのか。西によくやられているのはいまに始まった問題ではない。

泣いても笑ってもあと約30試合、とりあえずクライマックスシリーズ進出圏内に照準は置いておきたい。思い出せば5年前のゴールデンイヤーも最後に残った3連戦3連勝でようやく3位に浮上したことからはじまった。まだまだ諦めちゃいけない。

そして、今季関西の試合でお世話になった皆様、本当にありがとうございました!

*1:その次に相性の良い楽天でさえ防御率2.21である