SH Diary.

かつて不登校だったひとが野球や遠出、日常とたまにちょっとまじめなことを書いてます。

不登校の誤解を解くために―今週のお題「2017年にやりたいこと」

今週のお題「2017年にやりたいこと」

レッドスター欲しさに今週のお題に駆け込む。どうでもいいが、さっきから ♪走れレッドスター赤星 チャンス切りー開けー と阪神の赤星の応援歌が頭から離れない。

さて昨年、ちょくちょくと講演のお仕事をさせてもらうことがあった。

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何度か書いているが僕は中学3年間不登校で過ごしている。で、苦労して進学した高校もいわゆる「教師が生徒を無理繰り押さえつける」ような学校で、入学1週間で再び不登校になってしまった。それで通信制高校を経て大学に進学して今があるので、今でも不登校に関しては一家言持っている。

そういう話を所属しているNPOのコラムに書くと結構反響があって、それ絡みで不登校について講演お願いします、という依頼がぽつぽつ来るようになった。なんなら講演するつもりもなく勉強のために不登校を考えるイベントに参加したら、当事者ならお話聞きたいです!と即席で講演したこともあった。

不登校を考えるイベント、というのは、だいたい当事者だったり現在不登校の子どもを持つ親御さんが多く参加する。で、せっかくなんで悩み話し合いましょうよ、という場を持つと、大概涙ながらに子どもや自分の窮状を話し出すお母さんが1人は必ずいる。

この間も息子の不登校に悩むお母さんの話に真剣に耳を傾けていると、ひとつ思ったことがあった。

不登校の親子を救う場所が圧倒的に足りていない。

以前仕事でお世話になった方は20年前にお子さんが不登校になったそうで、20年前なんて今以上に不登校の子どもたちへの支援手段がなかったものだから当時はそれはそれは苦労したそうだ。それがあって、今自ら不登校の親の会を主宰するようになったという。

実際、僕の不登校体験談を話すと「すごく参考になりました」と言われ、たまに不登校の子を持つ親御さんとのやり取りに発展することもある。ということは、僕がこうしてもっと体験談を公開することでなにか解決の足掛かりにできる親御さんがいるんじゃないか、と思うようになってきた。

それに僕としても、こういう生き方や働き方で良いのかはさておいて、中学ほとんど行っていなくても(本人のやる気次第で)大学も卒業できるし、不登校は絶望することじゃないよということは伝えたいなー、とは前々から思っていた。実際、割と身近な人が実は不登校経験者で驚いたことも多い。

で、試しにうちのNPOのブログを借りて、図々しいのを承知で不登校に関する講演をさせてください!というコラムを書いたところ本当に講演がいくつか決まり、それならば体験談をまとめたポートフォリオみたいなのが必要だなー、と思い始めた。これがあればスタンスを説明するのも楽になる。

と言うわけで、思い切って不登校ブログを作ることにした。

とりあえず作っただけなので、デザインも記事もなにひとつ設定できていない。ていうかタイトルすら「不登校おぼえがき」のまま通すかすごーく微妙(たぶん変えます。たぶん)。

そもそも不登校には誤解も多い。例えば「学校行かないって義務教育に反するよね」という声があるがこれは大きな間違いで、義務教育とは大人が子どもに教育の場を提供することなので子どもからしたら学校に行く義務はない。そしてここを履き違える人が教育関係者でもすごく多い。

要するに学校じゃなくても大人がフリースクールとか適切な教育の場を設けていれば義務教育になるのだが、その誤解によって学校に行くのがしんどい子どもたちや親御さんが傷つけられている一面もあって、これは早急になんとかしなきゃいけないなー、と思う。

不登校の親の会に元不登校として参加すると、毎回こういうところに悩んでるんだなー、といろんな気づきを持ち帰ることができる。やはり生の声に耳を傾けるのはとても大切で、話や考えの幅を大きく広げられるのもありがたい。

新しく作った不登校ブログでは、体験談とか不登校に関して思うこととか、何かこう不登校でも自分を責めることはないよー、っていうのを発信し続けて、不登校に悩む親御さんや子どもたちの一助のきっかけになれば、と思っている。そしてあわよくばどこかで講演できれば、とも考えている。

よろしければ不登校ブログのほうも読者登録していただけると嬉しいです。

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