SH Diary.

旅行記、ときどき野球。

2013夏・喉痛と旅する福岡 後編

さあ、福岡の旅後編・・・といってもこのエントリーではそんなに福岡の話はない。
 
試合が終わり、前日同様ヤフオクドーム内の居酒屋で飲み会。

昨日はZIMAを飲んだが今日はビール。今日のビールの味はなんだか苦かった。
 
そしてこの場でよーやく気づいた。おれ、声ひとっつも出てない。
喉風邪ひいてる中で球場で腹から声出すのはやはり無謀だったんだな、とビール飲みながら悟った。
(いやビール飲んでるのも悪いと言われそうだが)

ラストオーダーも随分と時間が過ぎお店から撤収。
また来年よろしくお願いしますと店の方に挨拶して、ヤフオクドームを後にした。
 
帰りの地下鉄は博多駅まで乗る予定だったが、ひとつ手前の祇園駅で降りることにした。
実はヤフオクドームの居酒屋で「ソースコ」というソースとタバスコが合体したような物を見つけた。
聞けばどうも福岡のメーカーが作ったらしく、九州内を中心に出回っているとのこと。
こりゃ土産に良いな!と近隣にダイエーがある祇園駅で降りることにしたのだ。
 
さてその祇園駅ダイエー(ってかグルメシティ)とたまたま見つけた業務スーパーに立ち寄ったが、
 
無かった。
 
後で調べてみたら、販売されているのは大体デパートだった。しかも関西でも売ってるやん。
 
博多駅のネカフェに入ろうかと思ったが、この一件で心が折れ、キャナルシティ近くのネカフェへ。
フリードリンクのカルピスを飲もうとボタン押したら、氷の衝撃でカップが倒れて全部こぼれた。
・・・博多を去るまで、あと3時間。
 

金曜日

4時、キャナルシティのネカフェを出て、一路博多駅へ向かう。乗るのは博多駅の始発電車。
前夜、ヤフオクドームの居酒屋で、
「久々に九州直撃ですからねー・・・」
と台風の進路予想図を見て、これは早いうちに九州から抜け出した方が良い、と言う結論に至った。
 
勇んで4時20分ごろに着いたら、博多駅が閉まってた。え、何だ何だ駅員が寝坊したか!?
とひとり慌てていたらそのうちに開いた。が、改札はまだシャッター閉まってる。えらくのんびり。
 
と、歩いてると、後ろからぼくの名前を呼ぶ声がする・・・あ!


右の赤いのがぼくの荷物。

実はこの帰りの道中は、たまたま博多滞在していた岐阜の後輩に便乗させてもらうことになっていた。
「おう!」と声にならない声を上げると、後輩は「すごい声っすね」と笑っていた。
人間の生活においての声の必要性と言うものをものすごく痛感。
 
4:46、博多駅発車。今回はなんとあっけなく、そして早い博多とのお別れ。

真っ暗だった車窓は、徐々に明るくなっていった。これはたしか遠賀川駅
 
小倉で下関行きに乗り換え、下関からは岩国行き。
3時間以上も乗り続けるとあって、後輩とふたりひたすら爆睡モードに入る。

気づいたらとんでもない雨だった。
あとで聞いた話によると、ぼくたちが通った3時間後に運転見合わせになってたらしい。
・・・つくづく、始発で九州脱出してよかった、と思った。
 
乗り換え案内を見たら、この先広島を越えた白市と言う駅で30分待たなくてはならないらしい。
声にならない声でそのことを後輩に言うと、なら広島で降りましょうや、と言う話になった。
 
と言う訳で広島。

せっかくなのでお好み焼き食べた。

そして相変わらずの雷雨。
 
ここからはさくっと糸崎で乗り換えるだけで一気に関西圏に突入する。
関係ないが糸崎から乗り換えた電車がすでに満員でこらあかん、と思ったが、なんとか席取れた。
あの時ばかりはかなり焦った。

糸崎から3時間弱、相生で待っていたのは、新快速ー!!!
 
馴染みの電車にほっとしながら約2時間。
三ノ宮のあたりまで大雨と追いかけっこ状態だったが、大阪ぐらいまで来ると雨は来なくなった。
 
そして。

京都到着。博多を発ったのは朝4時46分、京都に着いたのは18時14分。13時間半の長旅であった。
京都のヨドバシカメラで後輩と別れ、ひとり実家方面への電車に乗る。
実家に戻ったのは19時半前だった。
 
ちょっともう博多まで18きっぷはいろいろと考え直したいと思う。
 
3日中、ほぼ2日を移動時間に費やした今回の旅。博多滞在時間と移動時間がほとんど変わらなかった。
次の博多旅行は少なくとも滞在時間を倍に、そして体調を万全にしていきたいと思う。
帰ってきて3日たつが、いまだにどーも声が出にくい。
 
この旅でお世話になったすべての皆さんに感謝!