すっかり足の状態も良くなったので、散歩がてら近所のCDショップで気になってたアルバムを借りてきた。


- アーティスト: supercell
- 出版社/メーカー: SMR
- 発売日: 2011/03/16
- メディア: CD
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元々supercellは「君の知らない物語」が好きで*1、たまたまYoutubeで色々試聴しておっ?と思い、借りた。
で、「うたかた花火」や「星が瞬くこんな夜に」も良いなー、と聴いてたら、最後の最後に震える曲に遭遇。・・・っていうか、半ばこの曲が聴きたくてこのアルバム借りたんだけど。
今回借りた「Today Is A Beautiful Day」の一番最後のトラックに収録されている曲である。時間にしてたった2分少し。とても短い曲なのだが、ものすごいグッと来てしまった。なんだこれは。
というのも、上記で試聴していただいて分かる通り、メロディがまんま「君の知らない物語」なのだ、これ。そして歌詞も「君の知らない物語」の主人公が未来の自分に宛てた手紙、のような設定になっている。ほんとはまるまる載せたいけどJAS○ACから怒られるのがこわいので歌詞のリンクだけ貼っとこ。
で、これのすごいところは、サビの部分で未来の自分がその手紙に返事している(ように感じる)ところ。たった2分少しの中にここまで凝縮された曲が他にあっただろうか。思わず唸ってしまった。そして未来の自分に問いかける内容と、その未来の自分からの返事の内容が、ものすごく心に響く。
この先なにがあるかわかんないけど、未来の自分は全部知ってるんだよな。自分の物語を。全部。そして未来の自分も、たまにこれまでの道のりが正しいのかどうか不安に思うんだな。
最後は正しいと思える人生を送らなきゃな。
久々に涙が出そうな、心から震える曲に出会った。文句なしで(今のところ)今年であった曲で一番。ほかのsupercellの曲の歌詞もすごく良くて、久々にどハマりしてしまいそうな予感。