SH Diary.

旅行記、ときどき野球。

社会人野球見に行ったら福山雅治の義父が目の前でノック打ってた

昨日は朝から京セラドーム大阪のすぐそばで仕事だった。

ちょうど京セラドームでは社会人野球の日本選手権の真っ最中。しかもこの日は初戦でロッテが今年のドラフトで指名した関谷と東條の両投手が所属するJR東日本が出てくるというこの上ない展開、だったのだが、残念ながら試合時間と仕事時間がモロ被りして観戦はできなかった*1

辛うじて初戦の終了と同時に休憩時間になったので、お弁当を頂いてから抜け出して観戦していたロッテファン仲間に軽く挨拶に行くと、第3試合あたりからまた観に行くけど一緒にどう?と言う話になり、仕事が終わってから急きょ観に行くことになった。

入場したら第2試合の6回表の最中だった。昔ロッテの初芝が監督していた新日鉄住金かずさマジックとJR九州の試合。すでにかずさマジックが大きくリードしていて、そのまま逃げ切り快勝。JR九州側の応援席からため息が漏れる。

で、その第3試合。実はそのロッテファン仲間と別れてからすぐ仕事に戻ったので、終わって持ち場を離れてからそういえば対戦カードをまったく知らないことに気がついた。さすがにそれはマズいよなー、ととりあえずその場で検索すると、ビックリ仰天。

なんと、我が地元・京都の日本新薬の試合だった。なにこの引き運。合流したファン仲間にお願いして陣取るのはもちろん日本新薬側。

そして、日本新薬と言えば。

近鉄バファローズの吹石徳一コーチ。往年の近鉄の名選手、と言う時点でポイントが高いが、この方の娘さんは女優の吹石一恵、ということはつまり福山雅治の義理のお父さんである。目の前でノック打ち始めた瞬間みんな一斉にカメラ構え出したのにはさすがに笑ってしまった(自分もだけど)。

プロ野球はしょっちゅう観に行ってるし、高校野球も昨年龍谷大平安履正社センバツ勝戦を観に行ったけど、実は社会人野球と言うのは観たことがなかった。それなりのイメージはあったが、「え、なにこれ!」とびっくりすることも多々あった。

なんかこういう応援ボードはものすごくイメージ通りだったんだけど、やぐら組んだ上に本格的なドラムセットが置いてあって驚いた。しかも応援に合わせてドラムをたたく姿が斬新。

そういえば、日本新薬は応援歌に何故かファイアーエムブレムのテーマを使っていて、思わず ♪手強いシミュレーション~ の歌詞が頭を巡って噴いてしまった。

プレー面ではどのチームもやたらと左バッターばっかり出てくるのにビックリ。野球において右バッターより左バッターのほうが一塁への距離が短いというのは常識だが、そういうのもあるんじゃないかなあ、というファン仲間の意見に同感。

なお、その日本新薬信越クラブの試合は1-0で日本新薬の勝ち。18時過ぎに試合が始まったがちょうど2時間でさっさと終わった。これもまた、プロ野球に慣れた身としてはそのスピーディーさに目を丸くするばかり。

しかし、信越クラブのピッチャー*2が7回1アウトまでノーヒットノーランピッチング(しかも6回途中まで完全試合ペース)だったのに日本新薬はよく勝てたよ。7回の初ヒットのランナーを犠牲フライで返した1点でそのまま逃げ切り。めちゃくちゃ良い試合を見せてもらった。

日本新薬は榎田と言うピッチャーが9回5安打を見事に完封したのだが、後でこのピッチャーが阪神タイガースの榎田実弟であることを知ってびっくり。と同時に、次来るときはちゃんと事前に知識を入れて観戦したら絶対おもしろいだろうなー、と思った。

拍手でナインを迎える日本新薬応援団。社会人野球は会社を挙げての一大行事、熱入りまくりの応援も楽しませてもらった。確かに、社会人野球にハマる野球ファンがいるっていうのもものすごく納得。あと、知り合いのロッテファン数名と遭遇して、みんな根っからの野球好きだなーとか思った。

だいたい、いつも外野だから京セラドームのこんなところで野球観ることなんて滅多にないもんな。

誘ってくれたファン仲間に感謝です。

*1:そんなときによりにもよって関谷も東條も登板するという展開に・・・

*2:ストレートも140km/h中盤出てたしスローカーブも決まってたし、普通にプロでも通用するんじゃないか