SH Diary.

かつて不登校だったひとが野球や遠出、日常とたまにちょっとまじめなことを書いてます。

弁当箱におかずを詰めるのは数学そのものではないか

詳しくはこのnoteを読んでほしいのだが、もともとお金と時間の節約のために仕事の日は家からカップラーメンとおにぎりを持っていく生活を止めた。理由は単純で、カップラーメンとおにぎりという単調な食事に飽きたのだ。栄養のバランスも良くない。

で、代わりに、弁当を持っていくことにした。またタイミングの良いことに、近所のスーパーで「弁当箱レジにて2割引セール」をやっていたのだ。これはもう弁当作って持っていけという神様からのお告げであることは間違いない。

かれこれ弁当生活をはじめてひと月が経つのだが、冷凍庫が弁当用のおかずでパンパンになったのを引き換えとして明らかにQOLは上がった。特に夕方退勤するまでそんなに空腹を感じることがなくなったのが大きい。僕は空腹で露骨にイライラしてしまうので、これは思わぬ副産物だ。

さらに、弁当箱におかずを詰めるという作業の楽しさにも気がついた。いつもはまずご飯を一合炊いて、それをそのまま弁当箱に詰める。おかずは前の日の残り物が中心なのだが、さすがにこれだけでは足りないので前述した冷凍食品を活用する。

それで、ふと思ったことがある。

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たとえば上の写真の弁当。この弁当のおかず部分の右上、揚げ物が3つ入っているこの区画を埋めるとき、最初に準備していたコロッケが思いの外でかくてかなり中途半端に隙間が空いてしまった。唐揚げをひとつ入れてもまだ余る。このまま弁当の蓋を閉じるのはどうももったいない。

冷凍庫をガサゴソ考えながらおかずを探して、見つけたのはひとくちサイズのカニカマ天。コロッケの入れ方を工夫してカニカマ天と唐揚げを縦に並べば・・・見事に隙間がふさがった。これが楽しい。

で、気付いた。弁当箱におかずを詰めるのは数学そのものではないか、と。

いかに効率よく、おかずの形や容量を考えながら何をどこへ詰めるのかを考えるのはある意味パズルである。図形をあれこれ組み合わせてこの図形を作りなさい、と言ってるようなものだ。これはもはや、数学と言わずしてなんというのだろうか。

僕は学校で働いているのに数学がからっきしだめだ。この間『東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!』という本を読んだが、これを何回読めばきちんと理解できるのだろうかと思うほど苦手意識が強い。

因数分解とか2次方程式とか、どこで使うねん」と思ったこともある。いまだに因数分解とかどこで役立つのかいまいち説明できない。でも弁当箱におかずを詰めていくという作業には確実に数学の血が流れている。まさかこんなところで数学の源泉を掘り当てるとは思わなかった。

ちゃんと数学をやっておけばよかったと多少後悔する28歳の盛夏である。