先日の京セラドームでの試合には、いつものように開門の数時間前に到着して、ファン仲間と野球談議しながら時間を過ごすことにしていた。ところがドームに到着すると、いきなり数枚のカードを手渡された。全部、プロ野球チップスのおまけについてくる野球選手のカードだった。
聞けば、ちょうどいまからこれで大富豪をやるらしい。なんでこんなにプロ野球チップスのカードがあるのかというツッコミは置いといて、いいじゃないですかやりましょう。
このプロ野球チップス大富豪の大まかなルールは以下の通りである。
で、これが、けっこう難しい。考えてみればうちの加藤翔平は「65」だし、もっと上だと広島のロサリオが「69」なので、このあたりのカードを切るタイミングに大いに迷う。そしてカードリストが出たらもれなく革命なので、そうなると今度はロサリオや加藤翔平が一気に弱いカードと化す。
結局2度参加して、1度目は貧民。2度目に至っては2度の革命のおかげで「8」の西川遥輝を使うタイミングを完全に逸し、まんまと大貧民になってしまった。って言うか、みんな強すぎ。
プロ野球チップスのカードでポーカーをしよう
ある程度大富豪が終わったところで「これでポーカーできませんかね?」という声が上がった。いいじゃんやってみようよ、ってことで今度は全員にカードが5枚支給される。
ルールは簡単、渡された5枚で何か役を作るだけ。ちなみにカードチェンジは2度まで。トランプと違い、プロ野球チップスのカードは情報量がたいへんに多いので、役が無限大に広がる。
で、上の写真の手札。まず中田翔のワンペアは確定だが、内海哲也と宮西尚生、この2人は関西出身の選手なのでもしかすると関西出身ですべてのカードが揃えられるかもしれない。そこで静岡出身の石川雄洋をチェンジし、1枚引いてみると・・・同じDeNAの久保康友が出た。狙い通りの関西出身!
これで関西出身で5枚固めたで!とひとり雄叫びを上げたその瞬間、中田翔は大阪桐蔭出身なだけで出身地は広島県だったことに気が付いた。中田翔と関西出身選手のフルハウスなことに間違いはないが、結局負けてしまった。
このあとも、加藤翔平・松坂大輔・吉村裕基で身長183㎝のスリーカード、とか役を作ったがパッとせず。岸孝之と西田哲朗という2人の身長180㎝の選手を含めた5枚を総とっかえしたら、身長180㎝の選手が3枚当たってしまい、捨ててなければストレートフラッシュ・・・なんてこともあった。
このポーカーは前述のように役が無限大なので、どうかすると「全員パリーグからセリーグへ移籍した選手」という役も作れる。つまり、プロ野球選手に関する知識があればあるほど変な役を作れる、ということだ。ちなみに最終的な勝敗は「ゲームマスターが一番面白いと思った組み合わせ」なので、もはや大喜利である。
というわけで、たんまりとプロ野球チップスのカードをお持ちの方、こんな遊び方はいかがでしょう。野球好き同士で集まれば、盛り上がることこの上なしですよ。