SH Diary.

旅行記、ときどき野球。

イナズマロックフェスにブース出展してきた・後編:フェスは音楽だけじゃない

トピック「シルバーウィーク」

昨日書いたイナズマロックフェス感想記事、

朝起きたら20リツイートを軽く越えてて驚き、しかもリツイートした人全員モノノフでもう1度驚いた。てか、2ちゃんねるのイナズマスレにまで載ってたし。なんだかすいません(挨拶)

さて、イナズマロックフェス2015・2日目。

この日のキッズブースの向こうにある龍神ステージの司会はザブングルの2人。個人的には「見ろやこの筋肉!カッチカチやぞ!」「ゾックゾクするやろ!」を生で聞けたのである程度満足しているところは、ある。

そして、昨日書いたようにこの日の有料ステージのトップバッターはAKB48だったのだが、正直AKBのファンらしき人はよく分からなかった。いや、凝視したらTシャツにAKB48って書いてる人はいるのだが、普通のライブTシャツとかでそんな堂々と推しメンを推すような服装じゃなかったのが印象的。

失礼ながら僕はAKB48のファンって、背中に「高橋みなみ」とかそういう刺繍をした衣装で参戦するファンとかが多いんだと思っていた(昨日のモノノフはまさにそんな人が多かった)。あーこれ偏見だったんだなあ、と勝手にAKB48のファンに申し訳ない気持ちになりながら、仕事していた。

でもやっぱり、遠目で一発で判別できるモノノフって、やっぱすごいわ・・・と結局昨日の結論に回帰する。
 

2日間通しで思ったこと:1. フェスは音楽で騒ぐことだけじゃない

僕は「フェス」って、みんな立って、高い入場料で大きいステージしかなくて、でもチケット取るのすら困難な有名なバンドが何組も出てきて「盛り上がってるかぁぁぁぁ!」って絶叫して、みんな手を挙げて「うおおおおおおお!!!!」ってコール&レスポンスしてはしゃぐような場所なんだと思っていた。

でも今回のイナズマロックフェスは、無料で観覧できるステージが2つもあったし、しかもそこでもテレビでよく見る有名人やバンドも出演してるし、お金をかけなくてもものすごく楽しめる場所だった。飲食ブースも自由に入れるし、その出店数も逆に多すぎて何食べたらいいのか分からないくらいだった。


イナズマロックフェスの公式ゆるキャラ、タボくん。

事実、家族連れはもちろんのこと、子どもたちだけで普通に遊びに来てたりもした。その子どもたちは別にももクロやAKB、T.M.Revolutionを観に行くわけでもなく、無料ブースでおもちゃ作ったりゆるキャラと触れ合ったりする。これも「イナズマロックフェス」のひとつの楽しみ方である。

今回のイナズマロックフェスが、僕にとって生まれて初めての「フェス」だったので、他がこういう試みをしているのかどうかは知らない。だけど、ライブでギャーギャー騒ぐ場所じゃなくて、ひとつの「お祭り」として家族みんなでそれなりに楽しめる場所としても機能してるんやなあ、と思った。
 

2日間通しで思ったこと:2. 思った以上に全国から人が集まってる

ブースで受付していると、子ども向けではあるがたまに大人が興味を示してワークショップに参加してくれることがあった。一応大人でもOKにしていたのでぜひぜひ、と概要を説明しながら色々お客さんと話をしていた。

そこで気が付いたのが、びっくりするくらい遠方からの人が多いこと。

どこから来られたんですかー?と聞くと「わたし東京からなんです」「昨日の夜富山から・・・」と次々出てくる関西圏以外の地名。そういえば、何人か僕の知人も来てくれたのだが、彼らも愛知からわざわざ足を運んでくれていた。

しかも遠方から来た人も「イナズマ、毎年楽しみで来てるんですよー」「今年で5年連続です!」とか、このために定期的に滋賀県に来てくれている人ばかりで驚いた。

このイナズマロックフェスの会場である滋賀県草津市の烏丸半島は、駅からまず歩けないところにある。いくら直行バスが走るとはいえかなり辺鄙なところにあるのに、それでも毎年遠方から足を運んでくれる人の多さに、草津に縁があるひとりの人間としてすごく嬉しくなった。

たぶん彼らはこういうイベントがない限り滋賀県にすら足を運んでいなかっただろう。滋賀出身で2日とも出たUVERworldはライブMCでその滋賀愛を惜しみなく出していたし、そもそもの主催であるT.M.Revolutionの西川さん自体もこのイベントを通して寄付なども行って滋賀県に大きく貢献している。

そう考えると、このイベントの持つ意義ってめちゃくちゃデカいなあ、と思った。
 

2日間の代償は痛いくらいの日焼け。でも、

日本で知らない人はいないであろうアーティストが何組も来て、僕が子どもの頃から親しみのある街・草津で歌う。有料ステージに入れるものは何もなかったので半信半疑だったところはあるけど、実はとある超大物アーティストとうっかりすれ違う機会があって、

ああ、ほんとにこの人ら草津にいるよ・・・。

と思わず感動してしまった。よく知っている街にめちゃ有名な人がいるってこうも感動するのか、とも思った。


土産にスペシャルパッケージのサラダパンも買ったよ!

今回、このような機会を下さったイナズマロックフェスの実行委員会をはじめとして、西川貴教さん、アーティストの皆さん、そして全国各地から来場して下さった皆さんには本当に感謝しかない。もうすっかりイナズマの魅力にハマってしまった。できるなら、来年もこのイベントを盛り上げるお手伝いをしたい。

みなさん、ほんとうにありがとうございました!!!!!